セレモでの選曲
こんにちは、セレモニープレイヤーのなおみんです。
台風が過ぎたら、一気に夏になりましたね
先日、葬儀にて演奏をさせていただきました。
故人様は70代の女性。
リクエストは小林幸子の「みちづれ」と「雪椿」
演歌を中心に弾こうかな、と思っていたところ、故人様は沖縄県ご出身の方だと伺いました。
また、沖縄県よりご親戚の方も何名もいらっしゃっておりました。
ご遺影も、沖縄県の伝統の衣裳をお召しになり、微笑まれているものでした。
司会の方のナレーションに合わせ、静かに演奏したのは「花~すべての人の心に花を~」
お花がお好きだった故人様。
病床で、沖縄の郷土料理が食べたいとおっしゃっていたそうです。
ここでは絶対この曲
と思い、リクエストには無かったのですが、弾かせていただきました。
静かに語られるナレーション…ご遺族、ご会葬者様からすすり泣く音が聞こえました。
「涙そうそう」「てぃんさぐぬ花」などの沖縄の曲も、演歌の合間に挟みました。
お別れのお花入れの時には、お孫さんの女の子が大きな声で泣いておられ、何度ももらい泣きしそうになりました。
涙涙のお式でした。
また、故人様のお人柄が感じられる、あたたかいお式でした。
リクエストいただいた曲ももちろんですが、故人様の出身地やご趣味などからも選曲出来るよう、日々アンテナを立てておかないとな、と改めて思いました。
なおみん