エール完了
2020.12.4
先月で、NHKの朝のドラマ「エール」が終了しました。
古関裕而さん夫妻の人生を描いたドラマでした
そこには、少し名前をアレンジして登場する 実在の人物 山田耕筰、古賀政男、伊藤久男、菊田一夫等大変興味深い内容で楽しみました。
ある告別式で、当日喪主様からのリクエストで「長崎…」というwordがでてきました。
スタッフの方は(30代くらい)「長崎は今日も雨だった」ですか?と仰いましたが、喪主様は、いえ、そうではなくて 長崎の……と次の言葉がわからないようでした。
私が「長崎の鐘」ですか?とお聞きしたら、そうです主人がよく歌ってましたと
若い世代の方には、あまり馴染みのない曲かもしれませんが、この曲が古関裕而さんの作品です。
原爆投下後、負傷しながらも被爆者の救護活動にあたった医者 永井氏の執筆した本 それを元にサトウハチロー作詞 古関裕而作曲で完成しました。
一回目の紅白歌合戦のトリで藤山一郎氏により歌われました。
最初は、悲しい短調のメロディーですが、後半は長調になり、明るい未来を暗示するかのように朗々と歌いあげます。
音楽が優しく力強く背中を押してくれます
素晴らしい作曲家だったんだなと 再認識しました
ミント