新郎の伴奏で

先日、とある八王子のレストランでのウエディングパーティーで、ピアノの演奏をしてきました。

新郎は、音楽にとてもこだわりがある方で、ご自分の結婚式で、ピアノの生伴奏で歌うのが夢だったと伺いました。
 
会場選びの際に、こちらの会場のウエディング・フェアで、ピアノの生演奏を聴いたことが決め手となって、この会場を選ばれたそうです。
 
 
挙式1ヶ月前に、音楽のお打ち合わせでお会いした時にも、「入場のシーンは♪美女と野獣がいいよね」と、お二人で楽しそうに曲選びをされていました。
 
当日は、9時半に会場入りして、歌のリハーサルです。
今日の日のために、一生懸命練習されてきたとのこと、練習の成果が生かされるよう、入念に最終チェックをしました。
 
13時過ぎ、いよいよ披露宴のはじまりです。
 
宴の間、ずっとピアノの演奏をしていてほしい、というご要望にお応えして、迎賓からお二人のお好きなJ-POPを演奏しました。
 
あいにく天気は下り坂、お二人のお色直し入場の前には、雨が降り始め…
しかし、「あ~あ、残念…」という会場の雰囲気をものともせず、雨の中、ガーデンから可愛らしくあいあい傘で入場してきたお二人の様子に、会場は一気に華やぎました。
 
そして、新郎の出番がやってきました。曲は、Bank Bandの「糸」、とてもしっとりした曲ですが、思いを込めて、丁寧に歌われていました。歌い終わると会場からは、しばしの余韻の後、大きな拍手喝さいが湧きました。
 
会場に大きな感動を与えられた手ごたえを感じ、2時間近く休みなく演奏してきた疲れも吹き飛んでしまいました。
 
披露宴の後、お二人のところにご挨拶に伺うと、「本当にありがとう」と、とても喜んで下さっていて、一か月近く前から準備をしてきた披露宴でしたが、振り返ってみると、とてもやりがいのあるお仕事でした。
 
どさんこM子

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