5年間を振り返って
2018.7/6
皆様、こんにちは
早いもので、今年の夏で、セレモニープレイヤー(研修期間を含む)の活動に携わってから5年がたちました
この5年という節目に、これまでの活動を振り返ってみたいと思います。皆様、どうぞ、おつきあいください。
私がセレモニープレイヤーのオーディションを受けようと決めた数日後、
偶然にも、友人から心温まるご葬儀のお話を聞きました。高校生のお孫さんが、大好きだったおじいちゃんへお別れの言葉を述べ、その最後に
「じっちゃんとおれは、同じ高校の出身。じっちゃん、お別れに、一緒に校歌を歌おう。」と言って、声高らかに校歌を歌ったそうです
式場内にいた方々は、祖父と孫の強い結びつき、そして、心を込めて歌った校歌に感動し、涙が止まらなかったそうです。
このお話を聞き、私も、心をこめた演奏で故人様をお送りできるセレモニープレイヤーになりたいと思い、
オーディションを受けたのでした
この時、私は、まもなく50歳を迎える頃で、音楽専門の仕事を経験したことはなく、今思うと、ものすごいチャレンジだったと思います
研修期間中は、自分が演奏したものを録音し、講師から1曲ごとに丁寧にご指導いただきました。
録音したものを聞くという作業は、自分の演奏を客観的に捉えることができるので大切なことだと感じました。
デビュー当時は、緊張が顔に出ていたようで、会館のスタッフや司会の方から、
「落ち着いて、頑張ってください。」
と声をかけていただきました。
仲間から電話で励ましの言葉やアドバイスをいただきました。
本当に、いろいろな方の支えがあっての5年間だったと感じています。
この節目に、初心に返り、気を引き締め、セレモ演奏に臨んでいきたいと思います
いろは姫