レストランの生演奏
2018.11/2
私が住んでいる隣の市に、地元でも評判の洋食屋さんがあります
行こうと思えばすぐに行ける距離なのですが、月に4~5回生演奏をやっており、
どうせ行くのであれば、この時を狙ってと思っていたので、
音楽仲間を誘って、念願のお店に行きました
普段演奏をしている演奏者として、どんな場所・雰囲気の中で、
どんな曲を選曲するのか、お客様気分半分、
勉強させてもらう演奏見学者の気持ち半分・・・
私もレストランで演奏をしていますが、ピアノの席に着く際、
ホールを一周しながら、お客様の年齢層、家族が多いのか、
カップルが多いのかを確かめ、時には用意していた曲を差し替えながら、演奏を始めます。
こちらのお店は、席に着くと、メニューとは別に、
「この後こちらでピアノとフルートのアンサンブルを行いますので、お楽しみください」
と演奏曲のリストが配られました
曲目リストを見ると、紅葉のイラストが描かれた中に、
「枯葉」「ヴィヴァルディ四季より秋」「旅愁」などの秋を感じさせるナンバーから
「千本桜」や「キセキ」など、老若男女問わず楽しめる内容のものでした
いらっしゃったお客様は、年配の方が多かったものの、初めて聴く最近のヒット曲にも、
「この曲いいわね」と反応されていました
生演奏は誰もが知っている曲を演奏したほうが喜ぶのかな、という気持ちがあったのですが、
新たな曲を知るきっかけ作りも生演奏なんだなという事を学びました
演奏者の方は、紅葉を思わせる黄色のワンピースを着ており、
私も耳でも目でも楽しめる演奏者でいたいと感じた一日でした。
きんぎょ