プレイヤーの卵たち
2017.12/1
先日、自宅のエレクトーン教室でミニコンサートを行いました
幼稚園年少さんから中学生まで、10人の生徒が参加してくれました
平日の夕方、いつもの教室での気軽な発表会のつもりでしたが、
みんな頑張って練習してくれて、大成功でした
普段は全く練習してこない子や、
レッスンではおしゃべり大好きでなかなか弾いてくれない子、
エレクトーンの音やリズムを変えて遊び出してしまう子も、
発表会の前はびっくりするくらい集中して練習してくれます
普段からこのくらい弾いてくれれば、もっと上手になるのに…
私の教室では、発表会の曲は自分で決めてもらっています。
幼稚園で歌っている童謡や、嵐、セカオワ、ディズニープリンセスメドレー、
お父さんお母さんのリクエストで
「We are the Champion/Queen」
「デイ ドリーム ビリーバー/モンキーズ」
中学生になると、ニコニコ動画で流れて人気急上昇のバンドの曲など、
私には未知の分野から選曲してきます
楽譜を準備して、それぞれのレベルに合わせてアレンジと音作りするのは、私の役目
ブライダルプレーヤーのお仕事で培った、
「簡単でも華やかに聴かせるアレンジと音作り」の力を発揮し、
生徒にも保護者にも満足してもらえる仕上がりになりました
そして迎えたミニコンサート当日、いつものレッスン室ですが、お友達の前で弾くのは緊張するようです
レッスンではふざけてばかりの子も、今日はおすまし顔でおとなしく座っています。
演奏を終えて拍手してもらった時の嬉しそうな表情は、みんな輝いていました
最後に私も、今年話題の映画から、「パイレーツ オブ カリビアンメドレー」「美女と野獣」を演奏
思えば私は、小さい頃から発表会に出るのが大好きで、演奏する仕事を選びました
ブライダルプレーヤー、セレモニープレーヤーは、自分が主役ではなく、誰かのために演奏する仕事です
演奏後に拍手をもらえることはありませんが、
感謝の言葉をかけていただけることが本当に嬉しく、この仕事を選んで良かったと思えます
ピアノやエレクトーンを習っている子なら、一度は演奏の仕事に憧れることがあるのではないでしょうか。
将来、この子達の中から音楽の道に進む子がいたら嬉しいなぁ…と思いました
未来のプレーヤーの卵たちのお手本になるように、私もまだまだ現役プレーヤーとして邁進していきます
リリィ