葬儀・告別式やお別れ会で生演奏を行う セレモニープレイヤー
セレモニープレイヤーの仕事は、葬儀やお別れ会などでピアノやエレクトーン・キーボードを演奏すること。「お葬式」というと暗いイメージがあるかもしれませんが、近頃のお葬式は自由なスタイルへと変化してきています。形式的・儀式的なものばかりではなく、家族葬、自由葬、お別れ会......と人生のファイナルステージにはいろいろなお別れの形があります。
お別れの時間を優しく包むように音楽を奏でる......それがセレモニープレイヤーです。心を込めた演奏で、旅立ちのお手伝いをしてあげましょう。
知っておきたい!セレモニープレイヤーの心構え
リクエストに応えられる演奏技術
式が始まるまで、弔電、親族の挨拶、そして出棺と、さまざまな場面でBGMを演奏します。基本的には静かで落ち着いた曲ですが、ときには故人が生前に好きだった曲をリクエストされることもあります。リクエストに応じられる幅広いレパートリー・演奏技術が必要です。
気丈かつ落ち着いたふるまい
セレモニーの場の雰囲気は、毎回異なります。和やかに会話ができるご遺族もいれば、涙が止まらずとてもお話しできないような方もいます。その中でも落ち着きのあるふるまいで、セレモニーの芯を支えましょう。
セレモニープレイヤーになるためには?
基本的にはブライダルプレイヤーと同じで、演奏技術だけではなくセレモニーについての専門技術が必要です。セレモニープレイヤーは需要が年々伸びているので、演奏の機会は数多くあります。
必要な資格 | ブライダルプレイヤーになるための資格はありませんが、演奏者としての技術レベルの目安として、ヤマハ音楽振興会の音楽能力検定5級以上程度が求められます。 サウンドオフィス・コアではブライダルプレイヤー検定を行っております。一定の基準に基づいて評価しておりますので、実力の目安として挑戦してみてください。 |
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勤務地 | 葬儀会社や音楽事務所などからセレモニーホールに派遣されるのが一般的なケースです。中には、斎場と契約するフリープレイヤーというスタイルもあります。 |